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ギシギシ抜き [家庭菜園]

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12月2日には畑に生えているギシギシという草を
スコップで掘って抜きました。


この草は根が丈夫で生命力が強いので、
もし根だけが土の中に残っていると
またいつの間にか葉が生えて
元通りのギシギシに戻ってしまうんです。


これは、例えてみればトンゲのしっぽを切り落とし、
そのしっぽにえさをくれ続けたら
元通りのトカゲになってしまう、という事。


もっと言えば、
人間が片足を切断したとして、
その片足をしっかり手当てし続けたら
胴体や頭なども生えてきて
元通りの人間の出来上がり、
っていうような事です。


そういうのは遺伝子が同じだから「クローン」と
呼ばれるらしいです。


とにかく、
もっとよくよく考えると、
植物には脳がないみたいですが、
葉が生えろ、とか、実をつけろ、とか、
どこからどういう指令が出てそうなるのか、
さっぱりわかりません。


小さい1粒の種が何メートルもの一定の種類の
植物に段々と形を変えていくのも
どういう仕組みなのでしょうか?


良く考えてみればみる程、
植物って驚異的な力を持っているんですね。


まぁ、そんな事は10代の頃は考えもしなかったのですが。


とにかく、ギシギシの根は漢方薬にもなるはずで、
葉も食べられるはずです。


でも近所でもそんな草を食べる人もなく、
ただの邪魔物扱いです。


農家は作物以外の雑草なんて
大概これっぽっちもありがたいと思いません。


でも「雑草という名前の草はない、と
どこかの偉い人がのたもうた」
という話を近所の農家の人がしていました。


確かに昔から日本でもありとあらゆる植物が
食べられてきたようで、
春の七草などの中にも
雑草も含まれていたと思います。


食べれば食べられるのに
誰も食べない草が多いのは、
もったいないと言えばもったいないですね。


それにしても、
ギシギシの根は地下20~40cm位まで
根が伸びていて、
先の尖ったスコップで掘らないと
なかなかうまく根を掘り出せません。


割りとしっかり掘れても、
根が切れて残ったりすると失敗なのです。


こんな事をしなくても
ラウンドアップという除草剤の液を
葉に少し塗るだけで、
成分が移行して根まで枯らせる事は
百も承知してはいますが、
化学農薬を使わずに始末したいとなると、
こうやって掘って抜くのが取り合えずいいのです。








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タグ:農業 雑草
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