SSブログ

現代の農業月刊誌バックナンバー [農業]

スポンサードリンク




ある社団法人発行の現代の農業月刊誌を
私はもう定期購読はしていませんが、
たまに本屋さんで
読みたい記事があった時だけ買う事もあります。


そうやって時々買ったその月刊誌が本棚にあるのですが、
今日2011年10月号を何となく手に取って
開いてみたら
堆肥や土の記事がどっさり載っていました。


ざっと見ても
モミガラ、米ぬか、木質チップ、ソバガラ、
落ち葉農法、虫の糞など、
畑にとって重要な土作りに関する話題が満載です。


月刊誌なのに1回でこんなに載せたら
ネタがもつのかなぁ、
と思う程です。


でも、載っている方法を「全部実践してみろ」
と言われたら、とてもできません。


何しろ畑での農業は
例え家庭菜園でも時間がかかります。


何をやるにも植物、微生物、バクテリアなどなどの
生き物が執り行なっているのですから。


人間様がいくら「早くしろ」などとムチで
ひっぱたくような事をしようとしても無理なんです。


1,年がかりで試してうまくいったりいかなかったりの
全国での何年、何十年の試行錯誤による
積み重ねの集大成を
こういう月刊誌などの様々な伝達方法によって
広めらてもらったお陰で
農業も進歩しているように見える訳です。


「合理化」という言葉がありますが、
生き方、育ち方を「合理化せよ」
という考えは正しくないはずなんです。


『日本は平野が少なく山坂が多いので、
1ヶ所で何haも何10haもの農地がまとまっている場所は
限られているから、
それ以外の農家はTPPで不利になる。』


というのはもっともに聞こえますが、
実はその前に、
「広大な農地で合理的な農業を行なえば良い」
という発想その物が
自然の摂理から考えれば誤りでしょう。


本来は、すべての生き物が自然の摂理のままに
生きたり食べたり食べられたりしながら
子孫につなげていき、それが繰り返されていくのが
理想に近いのではないかと思います。


文明科学や市場経済は
それを壊しながら欲望を満たそうとするという点で
大きな欠陥があるのに、
それが治らないまま暴走を続けているように見えます。







.



スポンサードリンク



タグ:農業 雑誌
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました
スポンサードリンク




この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。