SSブログ

リスの運動能力 [動物記]

スポンサードリンク




スキー場で以前にスキー大会の手伝いというか作業を
させられた時に見た話です。


スキー場は元々が森林の傾斜地なので、
コース脇には大小の木々が立ち並んでいます。


スキー大会の時は、選手が旗門を次々と
くぐり抜けて速さを競いますが、
ちゃんとくぐったかどうかを
見ている人がいる事になっていますので、
そういうコース脇で見ている訳です。


でも、その人達はその持ち場からあまり離れられませんので、
小便はコースからなるべくはずれた森林の近くで
後ろ向きに行ないます。
(前向きじゃ見えちゃうので。)


で、私もその森林側へ少し入り込んで
何となく近くのミズナラか何かの木の方を
見ていました。


すると、真っ白な雪の地面に突然
リスが走って現れて、
サササササッという感じで
木の幹を垂直に走って登って行ったと思ったら、
1本の太めの枝の方に走って行って
地上5m前後の高さなのに
ピョンと50cm~1m前後離れた隣りの木の枝に飛び移り、
そこからすぐに木の中心というか幹に向かった後、
今度は幹を何と真下に向かって
サササササッと駆け下り
あっという間に地面に降りて
雪の上を又どこかへ走り去って行ったんです。


この間、もしかしたら10秒もあったかなかったか、
という短時間でした。


それにしても、
体の割りにあれだけ大きな尻尾もあるのに、
どうして樹の幹を真っすぐ垂直に
下へ向かって走れるのか
大した運動神経です。


地面を見た状態、つまり顔が真下に向いたまま
走るなんて恐くないのかとも思います。


キバシリという鳥も樹の幹を走るから
そういう名前があるようですが、
鳥だったら万が一落ちても
飛べばいいはずですが、
リスは落ちたら困ると思うのです。


うまくできる理由は
クワガタムシなどと同様に、足のかぎ爪が
非常によくできているせいでもあるでしょうけど。


「ムササビかモモンガを見間違えたのでは?」
とも言われそうですが、
あれはどう見てもリスでした。


とにかく、人間の体の割り合いと同じに考えれば
あんなスピードで木の上を走るだけでも
あり得ない事です。


本当に驚異的な運動能力です。


スポンサードリンク



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ペット

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました
スポンサードリンク




この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。