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大雪の対策 [天候・気候]

この冬は12月から寒くて、
雪も割りと早めに降りましたので、
そういう地方では対策もしっかりやらなくてはなりません。


関東甲信越では、同じ都道府県の中でも
ちょっと場所がずれれば、雪の降り方もかなり変わりますけど。


積雪が30cm程度ならそう苦労はないかも知れませんが、
1m以上ともなってくれば大変です。


特に豪雪地帯では屋根の雪下ろしなどの労力が問題です。


高い屋根にはしごを掛けて登って、スノーダンプなどで
下ろす訳ですが、
気を付けないと人間まで落ちてしまいます。


毎年全国でそういう事故により死者が何人も
出ていますが、
報道によればこの冬になってからも
転落による死亡事故が起きてしまったようです。


その対策としては、根本的に雪下ろしの要らない
建て物しかなければ一番いいはずなんですが、
現実はそのようにはなっていません。


屋根の勾配を急にするなど、
設計段階からちゃんと考えて建てる人が
以前よりも増えてはいますが、
やはり、昔に建ててしまった物件が問題です。


どうしてそんなに勾配の緩い屋根に
してしまったのかなぁ、とも思います。


ただし、
勾配が急なせいで雪が落ちてかえって危険な場合もあります。


玄関などの出入口の側に雪が落ちない設計にしてあれば良いのですが、
落ちる設計にしてしまっている建て物も意外に多いです。


そういう場合は外に出る一瞬のタイミングの悪さによって
運が悪ければ生き埋めになるのです。


ですから、屋根にわざと「雪止め」という物を屋根屋さんが
固定して設置しておいて、雪が落ちないようにし、
あえて人力で下ろすような方式にしてあるのです。


60代位までの体力のある男性が
雪下ろしを確実に行なえる状況でしたらいいですが、
そうでない場合は有料やボランティアの助っ人を頼まなければ
ならなくなったりもして、お金も掛かったりしてしまいます。


やはり田舎暮らしをしたい場合は、できる事なら豪雪地帯では
ない場所にしておいた方が無難だろうという結論になります。


もし、田舎の移住先を探す場合は、
冬に訪れて短期間でも滞在してみる事が必要でしょう。
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